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アイ・ティー・テレコム株式会社(東京都港区、代表取締役社長 大川 善輝、以下「ITテレコム」)は、2007年12月26日より、株式会社Qript(大阪市中央区、代表取締役社長 渡邉 君人、以下「Qript」)が開発したセキュアインスタントメッセンジャー「Yocto®(ヨクト)」を基盤とした内部統制対応総合ITソリューションの販売を開始いたします。
ITテレコムは、携帯電話などの移動体販売事業、通信回線、ネットワーク機器、Web会議サービスといった法人向けブロードバンドサービス事業を日本全国に展開しており、法人向けソリューションを通信インフラからアプリケーションまでワンストップで提供しております。セキュアメッセンジャー「Yocto®(ヨクト)」の内部統制対応ソリューション販売に伴い、ITテレコムは、日本版SOX法を視野に入れ、特にISO 9001取得を進めている企業に対し通信インフラからアクセス端末までを考慮した総合ITソリューション展開を強化いたします。セキュアメッセンジャー「Yocto®(ヨクト)」販売に関して初年度で1億円の売上を見込んでおります。
Qriptが開発した「Yocto®(ヨクト)」は、システムを社内に設置し社員がやりとりしたメッセージ内容も含めアクセス記録を生ログとしてすべて記録する方式をとっており、また通信の暗号化もされているため「情報漏洩対策」や私的利用といった観点において、企業の管理者が十分にモニタリングできるよう設計されています。さらに、仮に情報漏洩が発生した場合でもその原因を探る検索性にも優れています。
通信インフラからアクセス端末までを考慮した総合的な運用設計を行うことにより「情報共有促進」と「情報漏洩対策」を実現する内部統制対策を支援するより強力なソリューションとして提供可能になります。
Qriptは、これまでも情報漏洩などのセキュリティ商材として「Yocto®(ヨクト)」を提供してきましたが、通信分野での幅広い販売ネットワークを有するITテレコムとの販売代理店締結により、内部ネットワークセキュリティ及び情報漏洩などのコンサルティングから、「Yocto®(ヨクト)」)導入、ハードウエア保守に至るまで、より万全なトータルセキュリティを提供することが可能となり、今後新たな切り口で「Yocto®(ヨクト)」の導入シェア拡大を進めていくことが可能となります。
今後両社でのプロモーションを実施する予定で、インスタントメッセンジャー市場における内部統制対策を検討している企業の支援で協力体制を構築していきます。
■Yocto®エンタープライズ版の製品概要
1.確実かつ迅速なコミュニケーション
Yocto®はビジネスツールとして、その利用価値を徹底的に追求してきました。PCでの利用だけにとどまらず、携帯電話へもメッセージを送信することができます。携帯に送信したメッセージは受信側のPCのクライアントアプリへも同時配信されますので、受信側はデスクに戻ってきた時も、クライアントアプリでメッセージを再度確認することが可能です。
グループへの同報配信機能もあり、一回の配信で複数の人間とのリアルコミュニケーションが可能です。さらに、送信したい相手がオフラインであってもメッセージの送信が行えるため、迅速な情報伝達に利用できます。
2.高度なセキュリティ
メッセージはすべてSSLで暗号化されていますので、機密データやプライバシー情報の送受信にも安心して利用することができます。管理者は管理画面からメッセージ、チャットなどのログ保存データを監視することができますので、情報漏洩を抑止することが可能です。(SSL認証は別途契約が必要になります)
3.リアルタイム情報の共有
連絡を取りたい相手の在席状況を、デスクトップ上でリアルタイムに確認することができます。メッセージ送信か会議依頼かを相手の状況をみて選択できますから、円滑なコミュニケーションが可能です。また在席表示は自由にテキストで入力できるため、社内メンテナンスの告知あるいはサイトURLの表示など、卓越したリアルタイム性を保持することができます。
4.社内生産性の向上
Yocto®は、ネット上での会議機能を備えています。遠距離拠点間で会議開催のスケジュール調整が困難な場合でも、Yocto®の会議機能を利用すれば移動時間を考慮する必要がありません。社員同士が自分のデスクトップ上で会話し、会議を進めることができます。スケジュール調整や移動時間を省き、生産性を向上させることが可能です。
また、会議内容をリッチテキスト形式で保存し、議事録として利用することができます。
5.簡単操作のビジネス仕様
在席状況は画面に常時表示され、メッセージ送信や会議開催はドラッグ&ドロップで簡単かつ直感的に行えるように設計しています。また、メッセージの受信告知が自動で表示されるため、ワンクリックで見ることができます。遠距離にある支社間、会社をまたぐプロジェクト間など、多様な人間との情報交換を整理するため、メールの振り分け設定や検索機能を充実させています。
6.デザインという付加価値
乱雑さが一切なく、使い勝手に配慮した高度なデザインを提供しています。洗練されたアイコンを配し、文字を追うことなく在席状況を把握することができます。また操作音を充実させ、メッセージの到着や会議依頼をわかりやすく伝える工夫を施しています。
7.カスタマイズと拡張性
基本の機能をモジュール化しているので、機能の追加、選択および削除が容易です。またサービス面でもデータ保存期間の設定、帯域占有オプションなど、ユーザの要望による新機能の開発や追加にも柔軟に対応しています。
<「Yocto®エンタープライズ版 内部統制対応総合ITソリューション」サービス概要>
■サービス名:
Yocto®エンタープライズ版 内部統制対応総合ITソリューション
■サービス提供開始日:
2007年12月26日
■提供料金:
ライセンス数 |
50 クライアント |
100 クライアント |
200 クライアント |
初期Yoctoライセンス |
525,000円 |
840,000円 |
1,470,000円 |
年間Yoctoサポート費用 |
78,750円 |
126,000円 |
220,500円 |
サーバ構築/設定調整/機器費用 |
1,890,000円 |
RedHat Enterprise Linux ES |
104,790円 |
概算:合計金額 |
2,598,540円 |
2,960,790円 |
3,685,290円 |
*200ライセンス以上でのご提供も可能です。別途ご相談下さい。
*通信インフラ、アクセス端末は、システム規模に依存する為、別途ご相談下さい。
*年間Yoctoサポート費用は、1年ごとのご請求となります。
■サービスURL:
http://www.moranet.jp/solution/yocto/index.html
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